美味しいお米の研ぎ方

【美味しいお米の研ぎ方】

分量を量る

お米をカップやマスで図る場合は、米を山盛りに入れ、盛り上がっている分を箸や手ですり切ります。
自動計量機能のついた米びつの場合も、時々狂いがないかどうかを確認したいものです。

お米を研がない

これは米の表面についた糠や油などの臭いを、研いでいる間に米粒が吸わないように洗い流すのが目的です。
特に古米になれば臭いを吸収しやすいので、この作業は重要です。
但し、精米技術が進んだ今では、お米を研ぐと言うよりは「洗う」感覚で手早く1回くらい水を替えて洗います。
の~んびりと洗っていると水に溶けた米康がお米につき米康臭いご飯になってしまいます。

正確な水加減

ガス釜・電気釜は鍋に印があるところまで水を入れてください。
米により固さが違ったり、好みの固さに(特にやわらかくするとき)したい時は、水を増やしてください。
釜や鍋(厚手)で炊くときは、米の量に100ミリリットル多い水を入れて炊いてください。
好みの固さにするため100ミリリットル以上にして炊いてください。

吸水時間をとる

ふっくらしたご飯を炊くには、炊く前に十分に水に浸してお米に水分を吸わせることがポイントになります。
冬場は2時間程度、夏は30分程度の吸水時間をおいてから、炊飯器のスイッチを押します。

蒸らして水分を飛ばす

約15分の蒸らし時間をとった後、ご飯つぶをつぶさないようにしゃもじで混ぜれば完成です。

※ 注意ポイント

1、水道水が冷たいからと言ってお湯でお米を洗ってはダメ!
2、水はけの良い「ザル」でお米を研いてはダメ!
3、お米をゴシゴシと研いてはダメ!
4、炊き上がっても蒸らす事を忘れない。

▲Page Top